こんにちは、JRPOの松本共喜です。 JRPOでは2024年2月より、アカデミー生・一般の方に向けた短距離の練習会を開催しています。
講習会の目玉として、以下の2つがあります。 1. 髙野進による短距離練習の指導、技能についての講義 2. 測定機器「オプトジャンプ」によるピッチとストライドの正確な数値の測定
今回は午前&午後の2部練習で行いました!
ウォーミングアップは東海大陸上部短距離ブロックが実際に行なっているものを髙野先生指導のもと行いました。
プログラムは、ウォーミングアップから始まり、髙野先生が提唱するクワトロランの練習を行いました。 1つ1つの動きのポイントを学びつつ、頭と身体で技能の習得を目指します。
今回はオプトジャンプのみではなく、スレッドと「1080」という機器を使用し、スレッド走とトーイング走を行いました。 1080は現在、日本国内に数台しかない貴重な練習機器です。 負荷を自在に変更して機械でコントロールするため、安全に練習を進めることができます。
今回は少人数での開催だったため、オプトジャンプを使用した測定を1人4回行うことができました! 測定結果を見て自分の強みと課題を確認しつつ、1080に引っ張られた状態での走りも測定しました。 引っ張られたオーバースピードの感覚を体が覚えているうちに、もう一度測定することで自然と数値も良くなりました! 講習会後のアンケートでも参加された方全員が「とてもよかった」と答えてくださいました。
当講習会は年に4回程度の開催を予定しています。 それぞれの回で練習のテーマを設定し練習を行なっているので、複数回のご参加をお待ちしております! 次回は冬期の練習として、坂道ダッシュやコントロールテストなどを予定しております。
お楽しみに!
主催:特定非営利活動法人 日本ランニング振興機構(JRPO)
メイン指導:髙野 進(東海大学体育学部教授、東海大学陸上競技部 部長 兼 総監督、JRPO理事長) 指導補助: 山﨑 幸斗、松本 共喜